会員の皆さまに於かれましては、年度の変わり目で公私ともに何かと忙しい時期に加え、世界的なコロナウイルス感染拡大に不安の日々を過ごされていることと思います。
4月12日に開催予定をお知らせしていた2020年度総会については、日々状況が変化するコロナ問題の行方を注視しながら理事会で検討を重ねてまいりましたが、落ち着くどころか更なる拡大と被害が予想され未だ先行きが見えず、早期の終息と皆さまの安全を切望しつつ会議の中止を判断し、ネットや文書での総会に変更することと致しました。
一所に集まっての協議ではなくても、会員皆さまの真摯で前向きな思考が反映される議論の場になることを期待いたします。
私達フライヤーが趣味としての楽しさを広げるために必要なことは “安全”の一言に尽きるだろうと感じています。
健全なスポーツとしての普及と発展を進めるJHFは現在、“安全”を最重点課題として取り組んでいますし、共にフライト活動をする仲間や遊ぶ環境の基になる家族の安心のためにも、やはり“安全”は欠かせないものです。
JHFの資料によると、昨年度は残念ながら7件の死亡事故が発生しました。私の知人も複数含まれ、共に飛び話した日の屈託のない笑顔を思い出すたびに、私の心中にはこれからもまだまだ大空を安全に飛びたいのだという気持ちが膨らむのです。
今年度は北海道に集う私達も、身近なところから今一度“安全”について考え、仲間同士で出来る事、しなければならない事は何かを意識して話し合い、実行することが大切ではないでしょうか。
早くも来年度は役員改選の年です。この間、連盟運営が一部に集中しないように分担や協力の協働体制を進め、誰が役員に就任しても大きな負担にならないような理事会を目指しています。
この場を借りて、現理事会や役員皆さんの工夫や努力を頼もしくそして有難く感じていることをお伝えし、会員皆さまからのアイデアと少しずつの力添えを求めます。
2020年4月
理事長 木村政樹
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